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SUACエグゼクティブ・プログラム(SUAC-EP) (2017年1月28日) - セミナー・イベント

SUACエグゼクティブ・プログラム(SUAC-EP)
アートマネジメント&芸術文化政策コース
東京会場・特別プログラム

公立大学法人静岡文化芸術大学大学院文化政策研究科と連携し、ステップアップを目指す在職者向けの講座を今年も開講します。


<<東京会場は満席のために受付終了いたしましたが、静岡会場・特別プログラムは受付中です>>
 Explatでは、昨年から公立大学法人静岡文化芸術大学大学院文化政策研究科と連携し、「SUACエグゼクティブ・プログラム(SUAC-EP):アートマネジメント&芸術文化政策コース」の特別プログラムを実施しております。
 文化施設や実演芸術団体、自治体文化政策等の現場で働く実務家のキャリアアップのためのプログラムで、SUAC-EPのカリキュラムの中から、基礎的な講義科目である「アートマネジメント基礎」と「芸術文化政策基礎」の2科目を学びます。
 また希望者にはオプションとして「自主研究」に取り組み、SUACの教員等の助言のもと、それぞれのテーマで研究を行い、年度末の成果発表会「全国アートマネジメント会議」で発表することもできます。 東京会場・特別プログラムの修了者は、SUAC大学院修了者の同窓会型ネットワーク組織である「SUAC文化政策・経営フォーラム」に入会することができます。

 静岡文化芸術大学大学院文化政策研究科は、2004年設立の実務家養成を目指した大学院です。特にアートマネジメント分野においては、日本の大学院として初めてAAAE(Association of Arts Administration Educators)の正会員となり、国際的基準にそった教育プログラムを実施しています。修了生は、文化施設、行政、非営利団体、文化・情報産業等の第一線で活躍しています。

●授業形態
・各回の授業は、2コマ(90分×2回=3時間)ずつで行います。各科目とも合計10コマ、15時間の学修となります。
・講義を中心に行いますが、適宜、質疑応答や受講者間のディスカッションをまじえて行うことがあります。

●テキスト
・テキストは授業の当日に配布します。
・授業中に参考文献を紹介することはありますが、授業で直接使用する教材を購入いただく必要はありません。

◆アートマネジメント基礎◆
担当:高島知佐子(静岡文化芸術大学文化政策学部准教授)
文化施設や芸術団体等が活動を行う上でも、行政がこれらを支援する上でも知っておくべき、マネジメントの理論について、非営利組織、及び芸術に関わる組織の特徴に焦点をあてながら学びます。非営利に芸術活動を行うことの意義、そのために必要となるマネジメントについての理解を深めるとともに、文化施設や芸術団体等のガバナンス、制度についても概観します。

第1回 日本におけるアートマネジメント
 日本でアートマネジメントが必要とされるようになった背景を、戦後の文化施設や芸術団体等の社会的位置付けとともに概観し、今日の日本のアートマネジメントの射程を理解する。
第2回 非営利組織としての文化施設や芸術団体等のマネジメント
 非営利組織の基本的な考え方をふまえ、組織デザイン、人的資源管理、マーケティング、ファンドレイジング等のマネジメントの基本理論を理解する。
第3回 長期的な組織の存続と社会環境の変化への適応
 非営利組織としての文化施設や芸術団体等が長期的に安定して活動を行うために必要なマネジメントのあり方(組織の環境適応)を、欧米のアートマネジメント研究の考え方に基づき概観する。
第4回 文化施設や芸術団体等のマネジメントを取り巻く制度とガバナンス
 非営利組織としての文化施設や芸術団体等のマネジメントに影響を及ぼす制度とガバナンスについて概観する。日本の現状をふまえつつ、最適なマネジメントを実現するための制度改革とガバンンスの考え方を理解する。
第5回 国際比較の視点
 今後の日本のアートマネジメントを考える上での参考とするために、欧米諸国のアートマネジメントとそれを取り巻く制度との関係を比較し、それぞれの特徴と日本への示唆について概観する。

◆芸術文化政策基礎◆
担当:片山泰輔(静岡文化芸術大学文化政策学部教授・大学院文化政策研究科長)
行政が文化政策を実施する上でも、文化施設や芸術団体が活動を行う上でも知っておくべき芸術文化政策の理論、制度、歴史について学びます。税金を文化に投じることの意義や芸術の公共性についての理解を深めるとともに、文化芸術振興基本法や指定管理者制度等、重要な法律や制度について概観します。

第1回 日本の文化政策の歴史的展開
 明治期から20世紀末までの日本の文化政策の歴史的転換を、芸術文化に対する政策に焦点をあてて概観する。
第2回 国と地方の芸術文化政策の現状
 2001年の文化芸術振興基本法制定以降の国及び地方自治体における芸術文化政策の現状と課題を概観する。
第3回 芸術文化政策の経済理論
 芸術文化に税金を投じることの理論的根拠及び、その多様な手段について、経済学の考え方に基づき理解する。
第4回 公立文化施設をめぐる制度と課題
 地方自治体による公立文化施設設置の根拠となっている「公の施設」及びその管理運営方法である「指定管理者制度」についての理解を深めるとともに、2012年に制定された劇場・音楽堂等の活性化に関する法律(通称:劇場法)の特徴について概観する。
第5回 国際比較の視点
 今後の日本の芸術文化政策を考える上での参考とするために、欧米諸国の芸術文化政策の比較を行い、それぞれの特徴と日本への示唆について概観する。

◆自主研究(オプション)◆(詳細は講義の際に説明いたします)
SUAC-EP特別プログラム(東京)は「アートマネジメント基礎」及び「芸術文化政策基礎」の2つの講義科目によって構成されていますが、これらを基礎に、さらなる磨きをかけたい受講者には、オプションとして「自主研究」を履修することもできます。 「自主研究」では、受講者が自らの所属する団体等が抱える課題の本質を分析し、講座で学んだ知識をもとに、その解決方法を導きだすための実践を行います。自主研究に取り組むことで、ものごとの本質を捉える分析力と講座の内容をより深く理解し、その知識を活用する方法を身につけます。その過程を通して、受講者がそれを実践にうつし、積極的に課題を解決していく力を養うことを目的としています。

○「自主研究」の内容
・受講者が、自らが所属する団体等がかかえる課題に関連する「研究テーマ」を設定する。
・SUAC大学院文化政策研究科の支援を受けながら、自主的に研究を行う。
・年度末に開催される全国アートマネジメント会議で発表を行い、参加者同士で議論する。

○「自主研究」履修者へのサポート
自主研究の履修者には、教員及び研究員が以下の支援を行います。
・研究指導:3月の全国会議までの間に、個別指導、あるいはゼミ形式による共同指導を2~3回程度実施
・電子メールや電話等によるアドバイス
・資料収集等に際しての支援

SUACエグゼクティブ・プログラム(SUAC-EP)  アートマネジメント&芸術文化政策コース
東京会場・特別プログラム

日程(全5回)
第1回:4/22(土)
第2回:5/13(土)
第3回:5/27(土)
第4回:7/8(土)
第5回:7/15(土)
時間割
1コマ目 9:30-11:00
2コマ目 11:10-12:40
昼休み
3コマ目 13:40-15:10
4コマ目 15:20-16:50
対象
舞台芸術関係の実務家、行政職員等
定員
※最大20名(定員になり次第締め切ります)
会場
あうるすぽっと3F 会議室A
参加費(全5回)
一般 30,000円
Explat会員 25,000円
※「自主研究」を行う場合追加料金:25,000円(一般・Explat会員ともに)
その他
・学校教育法にもとづく公式な修了証は発行されません。(コース修了証のみ発行いたします。)
・修了後はSUAC文化政策・経営フォーラム※の入会資格を得ます。

※SUAC文化政策・経営フォーラムは、キャリア構築のための学びや支援等を行う、SUAC大学院修士課程、及び、実務家向け講座の修了生による組織です。
申込み
満席のためお申し込みを締め切りました。
主催
特定非営利活動法人Explat
共催
公立大学法人静岡文化芸術大学、あうるすぽっと【豊島区立舞台芸術交流センター】 
助成
公益財団法人 セゾン文化財団



特定非営利活動法人Explat
〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-18-27 トルネード203
TEL: 03-4400-1300 FAX: 03-4333-0878

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